自動車保険は事実上加入するべきもの
本章を通してわかりますように、自動車保険は加入しなければならないものであることがわかっていただけたのではないでしょうか。
それはこれまでの記述ではっきりとしていることで、結果がずっと無事故で保険金が支払われるようなことがなかったとしても、それはそれで、事故を起こしたとしても生活が苦しむ可能性が低くなるということにおいては加入しておいてよかったということになります。もちろん、どの保険会社を利用するかは本人の自由ですし、あまり深く考えなくてもいいことなのかもしれません。
また、事実上といっても自動車保険に加入することは任意となっているのは、自賠責保険のように公的なものではないからだけであって、いろんなことを考えても加入しなくてもいいということは言われておりません。その安心のほかに定期的に運転技量を確認してもらって、自身の運転技術向上を図っていくこともさらなる安心を作ることになりますので、自身の運転に不安であれば少し考えた方がいいのかもしれません。
そして、自動車保険に加入しているからと言っても、保障を受けられるのは保険料を支払っていることが前提であり、支払いが滞りなく行われるようにしなければなりません。そのうえで事故を起こさないようにして、毎年の保険料を減らせるようにしてもらいたいと思います。そうすれば自然に事故を回避できる運転となり、起こすことも巻き込まれることもなく、保険金を支払われるようなこともなく過ごせるのです。
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